プライドを捨てることから始める

公開日: : 最終更新日:2014/07/16 既卒者の就職講座

「大卒のやる仕事じゃない」そんなくだらないプライドを砕くことから始める

既卒者の就職は大変なんだという点を肝に命じて頂いたならば、次は凝り固まった脳みそを全て分解していく作業を進めて行きましょう。

既卒者の方が人材会社に登録にやってくると、非常に美しい「今後の就職活動への意気込み」を話して下さるのですが、その言葉の端々に見え隠れするのは、「自分は厳しい受験戦争を勝ち抜き、そして最高学府を卒業した優秀な人間なんだ」というつまらないプライドです。

このつまらないプライドにこそ、ご自身が既卒者という属性に陥ってしまった原因があることを受け入れるようにしてください。

「これは大卒のやる仕事じゃないよね」などという言い回しをネット上や週刊誌等で時々見かけますが、これこそおかしな考え方ですので、ご自身に思い当たる節がある方は、早々に考え方を補正することをおすすめします。

そのようなおかしな考え方で脳が洗脳されていると、40歳50歳になっても仕事の事で悩み続ける人生を歩む事になりますので、早めの補正をすることが必要です。

このコラムをお説教で埋め尽くすつもりはないのですが、世の中に「大卒のやる仕事じゃない」と言った仕事は存在していませんので、おかしな考え方は取り除くようにしましょう。

「私はそんな風には考えた事はない」と思っていても、どこかでそのような意識があるから、現時点で既卒者無職と言う属性に甘んじているわけですから、よーく自問自答してみて下さい。

18歳から22歳という脳内の活性状態がピークになる時期に様々な情報をインプットされてしまった結果そのような思考に陥ってしまうのですが、その活性期に高卒の人は社会人として四年もの月日を過ごしているのです。

最も脳が成長する時期に四年というハンデを背負う事は致命的な差になります。大卒者というのは、実は高卒者に対して大きなハンデを背負って世に出る事になるので、石にかじりついてでも新卒で就職をしておかなければならないのですが、残念ながら皆さんの現状は既卒者と言う属性です。

厳しい論調で恐縮なのですが、愛の鞭と思って読んで頂ければと思います。

三ヶ月限定と決意して、絶対にやりたくないと思う仕事をしてみよう!

こういった邪魔なプライドを粉砕するには、「自分が絶対にやりたくないな」と思うような仕事を実際にやってみるのが有効です。

筆者が在籍していた人材会社には登録制のアルバイトを探す専門の部署があったのですが、筆者は進んでその部署の社員と連携して、既卒者の方をそちらの方に誘導をしていました。

みなさん、最初は嫌がるのですが、だんだんと「まあ三ヶ月なら」と思いを変えるようになり、日雇いのアルバイトや短期限定の肉体労働など、まさか自分には縁がないだろうと思っていた仕事に就くようになってくれていました。

このような仕事に就く意義は、くだらないプライドを打ち砕くためにあるのは言うまでもない事ですが、実はしたたかな就職戦略的な意義もあることを、ここに付け加えておきたいと思います。

既卒者が実際の就職活動に臨んだ際には、志望動機や自己PR欄に何を書くかで非常に頭を悩ませる事になります。

企業の人事担当者の心に刺さる志望動機や自己PRが中々見出せない中で、ご自身の甘えや勘違いを補正するために、短期間ではあっても「絶対にやりたくないと思っていた仕事に就いていた」という事実は、非常に前向きなトライアルスピリッツとして人事担当者には映るようになるのです。

就職への決意、甘かった社会への認識を変える決意をした本気度などが面接官に伝わるようになりますので、行動を起こしてみることをおすすめします。

筆者は営業担当でもありましたので、企業の人事担当者と数多くの商談も重ねてきました。

その中で、既卒者に対する意見を聞いてみると、だいたいが口を揃えて、「うーん、頭はいいんだけど、行動する前にまず考えてしまって、結局行動しないという子が多いからなあ」というような話をします。

そのような既卒者の弱点を補う「証明書」として、上記のようなトライアルは非常に有効な切り札になり得るのです。

自分のくだらない勘違いプライドもズタズタに崩してくれますし、働く事の意義も再確認できます。

なにより、実際の就職活動に臨んだ際には有効な切り札的要素にもなってくれるこの行動を、私は推奨したいと思っています。

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