「辛くなったら休む」。ニートの特権をフルに活用した!

公開日: : 最終更新日:2014/11/20 ニートの就職講座


それでも池田さんもニート歴20年オーバーの「強者ニート」です。

普通の社会人に比べたら少々の事でバテてしまったり、精神面で一杯一杯になってしまう事が多々ありました。

そんな時は池田さんは無理をすることなく、休息を取るように心掛けていました。

筆者の面談日にも、池田さんは何度かキャンセルした事があったのですが、連絡だけはキッチリとよこしてくれていたので、私はそれを咎めるような事はしませんでした。

ニートの特権は「時間は豊富にある」「休みたい時に休める」という特権です。

もちろん、経済的に逼迫してしまってタイムリミットがあるニートの方も数多く居られるかとは思いますが、そんな場合でも「疲れたら休む」というのがニートの方には重要な選択になります。

「無理すること」に対する耐性というものは中々簡単に回復するものではありませんので、疲れを感じた時には池田さんのように無理をしない事が重要です。

その場合でも、ご自身を責めたり罪悪感を感じる事はしないようにしましょう。

社会復帰のためのリハビリテーションがニートの方の就職活動なわけですから、良い結果を出すためには何よりも「亀の歩みでも就職活動を継続させる事」が重要になりますので、無理だけは禁物です。

その辺りの「自己マネジメント」も立派なスキルですので、あまり気負わずに就職活動を展開するようにするのがポイントです。

体力に自信がついてきたら本格活動開始!

池田さんは上記のような行動を3ヶ月ほど取り続け、ご自身で体力回復の手応えを掴んでから就職活動を本格化させていました。

人間、体力面で自信が回復してくると、恐ろしいほどに行動が活発化するものです。

三ヶ月を過ぎたあたりには、池田さんは一見では「ニート歴20年」の人には見えなくなっていました。

売りだった笑顔や座を和ませる雰囲気にはさらに磨きがかかっており、三ヶ月前に筆者の元へ相談にみえた時の池田さんとは全くの別人の、どこかの商社の営業マンのような雰囲気に生まれ変わっていたのでした。

「やはりニートの方の就職活動にとって、体力面での要素は非常に重要になる」

筆者がその認識を再度改めた事も、ここに書き加えておきたいと思います。

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