人材のプロが伝授する既卒者が就職を成就させる為の書類作成術

公開日: : 既卒者の就職講座


既卒者の方が見事に正社員の称号を手に入れる為には、2つのハードルを超えなくてはなりません。

まず第一のハードルが書類選考、そして第二のハードルが面接試験です。

就職経験がある方であっても、この2つのハードルを超える事はなかなか難しいのですが、既卒者の方が就職に挑もうとすると、この2つのハードルは高い山のごとく既卒者の方の前に立ちはだかるようになります。

特に高くそびえ立つのが第一のハードルの書類選考のハードルです。

既卒者の方はどうしても「新卒で就職しなかった」「なぜ?」というハンディを負っていますので、相当に知恵を絞って履歴書、職務経歴書を作成するようにしないと、最初のハードルを超える事は難しいのが現状です。

今回のコラムでは、就職の為の第一ハードルである書類選考を突破する為の書類作成術にスポットをあて、面接試験も視野にいれた対策方法をご紹介していきたいと思います。

履歴書・職務経歴書には客観的事実と具体的数値を徹底して織り込め!

筆者が人材会社に在籍していた折も、沢山の既卒者の方の就職のお世話をさせて頂いていました。

その中でいつも感じていた事がありました。

それは、「なぜ、既卒者の方の作る書類はゴチャゴチャと情報が多すぎるのだろうか?」という疑問でした。

人材会社に登録するための履歴書や職務経歴書は、いわば模擬試験のようなものですから間違いだらけであっても構わないのですが、それにつけても「情報が多過ぎる」と感じさせられる書類が多かった事をよく覚えています。

既卒者の方はとにかく知識量が多いので、どうもそれらを全て書類の中に織り込もうとするあまりに、「情報過多」の状態になってしまっているようでした。

ニートやフリーターの方の場合は、逆にシンプル過ぎて、「もう少し書くことはないですか?」という風になることが多かったのですが、既卒者の方は逆です。

職歴が無いのをカバーする為に、とにかく情報の量で勝負したくなる気持ちは理解ができるのですが、あまりズラズラと主観的な情報を書き並べても、マイナスにしかなりませんので、その点には注意をしておいて頂きたいと思います。

書類選考用の履歴書、職務経歴書には、とにかく客観的な事実のみを見やすくまとめるようにする事に留意をするようにしてみてください。

「それでは職歴が無いので、書くことが全くなくなってしまう」という方がいるかもしれませんが、そのような時には、特定の業種を目指すために「努力をしたこと」の記録を列記しても良いのです。

最終目的があり、それを成就する為に努力してきた記録、建てた戦略の記録など、どんなものでも良いので、客観性の高い情報を書類に簡潔にまとめるようにしてみてください。

その時に注意すべき点は、「数字を入れられる箇所は、具体的数値を可能な限り挿入していく」という事です。

「長期に渡りコンビニのマネージャーとして」と記載する所を、「3年2か月に渡り2人いる中の1人のマネージャーとしてコンビニで」という風に記載ようにすると、文章の客観性がグッと高くなります。

このような記述方法に注意するようにすると、書類の出来栄えが全然変わってきますので、ぜひとも実践をしてみて頂きたいと思います。

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