年上がどんどん少なくなる焦りは、精神面で強烈なストレスになる

公開日: : フリーター就職講座

フリーターでい続けることにより負わされるリスクはまだまだあります。今度は精神面でのリスクに触れてみます。

20代、30代前半位までは、職場の中にはだいたい自分よりも年上のフリーターの人がいて、自分が最年長になるというケースにはあまりなりません。

しかし、周囲が「このままだと本当にマズイ」と気付き出して、フリーターを卒業する人が多くなる35歳あたりを境目にして、情勢は一変する事になります。

「気付くと自分が最年長。周りは年下の正社員がワンサカいる」

このような状況になると、途端に仕事がやりづらくなり、肩身の狭さもリアルに感じられるようになってしまいます。

筆者が人材会社に在籍していた時には、この強烈なストレスに耐えきれなくなって、慌てて就職活動を始めたという中年フリーターの方が結構な数居られました。

みなさん口を揃えておっしゃっていたのは、「実際に自分が最年長になってみて、こんなに肩身の狭い思いをするとは思わなかった」「それまで他人の視線が気になったことなどなかったのに、最年長という十字架を背負わされた瞬間、周囲が自分を冷笑しているような気がして耐えきれなくなった」といった内容の話でした。

意識するしないに関係なく、フリーターの方というものは、「このままでいいのかな?」という疑問を常に持って人生を歩んでおられます。

「俺は縛られない人生を歩む!」などと虚勢を張っておられるフリーターの方ほど、裏を返してみると「このままでいいのか」という疑念の根が深いという傾向がある事も筆者は知っています。

そのような潜在疑問が自分が最年長になることで一気に湧き出してきて、自分の感情に嘘がつけなくなって精神的な破綻をきたしてしまうフリーターの方のなんと多いことか!

そのようなストレスはうつ病などを発症する契機になってしまう事もままありますので、そのようなリスクはなるべく負わないようにするのが得策だと筆者は考えています。

味合わなくても良い苦労ならば、そんなものとは無縁でいた方が幸せで豊かな人生を謳歌することができます。

おかしな精神的リスクだけは負わないようにして頂きたいと思います。

長期の単純作業は精神病を患うリスクが高い

フリーターの精神面でのリスクを続けて検証していきます。

フリーターに任される業務というものはどうしても単純な作業の繰り返しが多くなってしまう傾向があります。

この単純作業というのがクセもので、長期間に渡ってそのような単純作業を繰り返していると、うつ病などの精神疾患の要因になることがわかっています。

単純作業というものは、仕事を覚える段での精神的な負担は非常に小さいので、一見すると楽な作業に映ってしまうのですが、それはワナです。長期的視点に立って考えるようにしないと大きな間違いを背負ってしまう事になりますので注意が必要です。

正社員の仕事をしていると、良い悪いは別として様々な種類の業務を任されるようになります。

様々な種類の業務を任されるという事は、「早いところ慣れてしまって、ルーチン業務に持ち込んで、あとは気楽にやる」というフリーターの方の得意なパターンに持ち込めないという事になりますので、常に仕事に緊張感を強いられる事になります。

そのような状況をフリーターの方はひどく嫌う(苦手にする)わけではありますが、その適度な緊張感がご自身を精神病のリスクから守ってくれることにもなりますので、そのあたりの考え方は改めるようにして頂ければと思います。

フリーターの方の就職アドバイスをしていると、どうしても年齢の話が多くなってしまうのですが、この単純作業というテーマも年齢というファクターと大きな関連性を持っていますので、その事は覚えておいて頂きたいと思います。

年齢が進むと集中力の維持というものが非常に難しくなってきます。年齢が進むと言っても、これは50歳とか60歳という高齢の話ではありません。

すぐに身近の40歳前後という年齢から、単純作業に対する耐性というものは一気に落ちて行くようになりますので、フリーターの方は真に注意をしておく事が必要です。

体力的にも精神的にも厳しい中で単純作業を繰り返していると、突発的に重度の精神疾患を発症してしまうリスクが非常に高くなります。

先にも述べたように、経済面でも人脈面でも、フリーターの方というのは夢を持てない状況を強いられますので、ストレスが溜まり出すとモチベーションの維持が非常に難しくなります。

そのような中で過酷な単純作業を繰り返しているうちに、自殺などに走ってしまうリスクも高くなります。

単純作業ほど人間の精神を蝕むものはないと言われていますので、「気楽でいいや」などという間違ったその場しのぎの感覚は持たないようにして頂きたいと思います。

仕事というものは少々の緊張感との引き換えに対価をもらうものでもありますので、その辺りのリスクマネジメントはしっかりと行うようにしましょう。

次のページ>>何よりスキルの枯渇状態に陥るリスクがある

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