老後のリスク、経済格差もハンパではない

公開日: : フリーター就職講座

正社員として働くことの経済的なメリットとして退職金が挙げられます。

同じ労働者として働いているにも関わらず、フリーターの方はこの退職金というものをもらう事はできません。

国民年金はしっかり納めているフリーターの方も多いかもしれませんが、仮に年金の受給資格が得られたとしても、老後にもらえる年金額は雀の涙ばかりの金額です。

国民年金だけでは老後の生活には不安ばかりが募るようになってしまいますし、まとまった金額を退職金として受け取れないのでは、それはリスク以外の何ものでも無いと言うことになってしまいます。

そのような事態を避けるためにも、フリーターの方はやはり早めに正社員としての就職を果たすべきだと言わざるを得ません。

仮に退職金額が2000万円の正社員が居たとします。

この人の退職金額を勤続年数38年で割って時給換算してみると、フリーターの方に比較して正社員の賃金は260円も高い事になります。

単純比較は難しいのですが、ざっくり相対的に比較をしてみると、あなたが時給1000円でもらっている時に、正社員の人は時給1260円もらって働いているイメージになります。

時給で260円の差というものは非常に大きなものだということはフリーターの方が一番実感として感じられるところかと思います。

このような格差を背負うこと自体がリスキーな事です。

フリーターの方の多くが、「老後のことや定年退職なんて自分とは無縁のこと」と考えているかもしれませんが、年老いてから後悔をしても何も始まりません。

そのような後悔をしないためにも、早めの就職をおすすめしたいと思います。

人脈で恥をかくリスクが年齢と共に高くなる

フリーターを長く続けていて背負うリスクは、何も給与所得に関するリスクばかりではありません。

人脈形成という面でも大きなリスクを背負うようになりますので、やはり長期に渡ってフリーターを続けるという事は避けるべきだと警告を発しておきたいと思います。

フリーターの業務内容というものは、どうしても内側の人間関係しか構築できないような業務が多くなってしまいます。

例えば外食産業などで店長代行を任されている場合でも、接するのは店内のアルバイト同士というのがほとんどになってしまい、店の外に出てのやり取りというのはあまり生じる事がありません。

もちろん、来店するお客さんとの接点はフリーター店長代行の人でも多くはなりますが、それはあくまでも客と店員という立ち位置での接点に過ぎません。

同じ社会人同士で切磋琢磨していけば、外部の人とも様々な人間関係を構築していくことができ、それが豊かな人脈として形成されて人生の財産になって行くわけですが、フリーターの場合にはどうしてもその財産を築くチャンスを与えられる機会が社員に比べて少なくなってしまいます。

30歳、40歳と年齢を重ねるうちに、様々なシーンで人脈の多い少ないを問われるケースに遭遇するようになります。

冠婚葬祭に出向いても、20代の時には人脈を問われるような事は起こり得ませんが、30代中盤を超えたあたりから、親類縁者などから「こういう人、知らないかな?」「こういう商売に強い人、何処かにいない?」などと問われる事が急激に多くなります。

一度や二度、「知らないなあ」と答えても、周囲のあなたを見る目が変わる事はありませんが、三度も四度も問われて毎度「知りません」と答えていると、周囲の目線というのは急に冷ややかなものへと変化をしていってしまうようになります。

仕事というのはお金を稼ぐためにする事ではありますが、同時に人生を豊かにしてくれる、そして様々な助け舟となってくれる人間関係を構築ためにする事でもありますので、後者の人脈という財産が(もっとも前者の財産も築けないわけではありますが)ほとんど築けないフリーターは、年齢がいってから大きな恥をかくというリスクを背負わされている事になってしまうのです。

20代のフリーターの方にこのような話をしてもあまりピンとこないかもしれませんが、みなさんの先輩方は、ほとんど人脈を持っていないがために大変肩身の狭い人生を歩まざるを得なくなっているという現実があることは覚えておいて頂きたいと思います。

「世の中人脈がすべて」という事に気が付けないのも、フリーターを続けることのリスクになります。

世の中の流れから取り残されないためにも、ある程度年齢がいったらフリーターという立場に疑問符を投げかけるようにして頂きたいと思います。

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